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チームの力で自分たちなりの正解を見つけ出す、気概と経験の話

何か大きな課題をエンジニアリングで解決しようとした時、エンジニアは正解のない問題に対して解を提示しなければならないことが多い。


それは革新的なテクノロジーを生み出すような大げさなことだけではなく、既存技術の組み合わせ方だったり、自分たちのプロダクトやチームへの取り込み方だったり、無理のない運用の仕組みを考えたり、チームの体制そのものの話だったりする。


自分たちならではの問題や、世界で自分たちが最初に向き合った問題は世界に正解がない。
その時こそ、チームの力を向上させるチャンスなんだと思う。


そういう場面で、納得がいくまで意見を交わし合い、必要な物を準備し、解を見つけ、自分たちでその解が正しいのがどうかの面倒を見ていく、そういう経験が個人だけでなく、チームの力として蓄積していくんだろう。


だから、何か技術的にモヤモヤした気持ちのままプルリクエストを送り、approve され、マージされていくのは本当に勿体ない。
そういうモヤモヤこそ、チーム力向上のチャンスだからだ。逆に、ディスカッションをして答えを生み出す雰囲気を作れずに、とっととマージしてプロダクトの完成だけを追い求めるチームづくりをするプロジェクトマネージャーは大事なものを見落としてないか振り返ってみるべきだと思う。


「未知の課題とは、しっかりと向き合って解を自分達で出すものなんだ」という認識と経験があるエンジニアが多ければ多いほど、チームの力が高いと言っていいと思うが、いきなり自分たちなりの正解をポンポンと出せるものではないので、やはり最初はエンジニア一人ひとりの気概に左右されるのだろう。


前所属していたチームで、プルリクエストのテンプレートに「モヤモヤポイント」というのがあって、モヤモヤを曝け出した上でプルリクエストを送れる文化が好きだった。僕が得たモヤモヤはみんなのものだったし、誰かが得たモヤモヤも僕のものだった。そして、それを解決する答えを導出するプロセスこそチームの力だった。